※)AGC
自動ゲイン制御機能 オートゲインコントロール,自動利得制御。
AGCとは、電子回路の一種で、入力信号のレベルの大小にかかわらず出力を常に一定に保つための補助回路のことである。
AGCは入力信号が弱い場合には感度を上げ、逆に入力信号が強い場合には感度を下げて出力することによって、出力が常に一定であるように、入力信号を可変制御することができる。例えばAMステレオ放送などの無線通信では、受信電波は強弱が一定していないが、受信した信号を増幅させて出力するまでの過程でAGCを通すことによってレベルを一定にし、スピーカーからは一定の音量で音を出力することが可能になっている。同様にして、デジタルビデオカメラで撮影した映像の明暗差なども、AGCによって均一の明度になるよう制御されている。
※)ASP
Advanced Simple Profile
(略称ASP)
※)MPEG-4 ASP
1/4画素精度動き補償を
可能にするMPEG動画圧縮
技術で、DVDレベルの画質
で再生可能。
※)CIF
CIF(シーアイエフ,
Common Intermediate
Format)
ITU(国際電気通信連合)が定めた映像信号フォーマットの標準の一つで、352×288画素、毎秒30フレームの映像に対応している。
テレビの映像信号は国や地域によって方式が異なるため、これらの異なる方式間でもテレビ電話などによる通信が行なえるよう、共通の中間形式として策定された。主にテレビ電話などの低ビットレートでのコミュニケーション用途を想定している。
ITUの定める映像符号化標準のH.261やH.263、テレビ会議システム標準のH.320やH.323などで用いられる。
派生規格として、画素数を縦横それぞれ2倍にした4CIF、4倍にした16CIF、1/2にしたQCIF(Quarter CIF)、さらに小さい規格のSub-QCIFなどがある。